第五科 書

大平匡昭おおひら まさあき

会員

童話

95×170

作家のことば

 児らがやや高い岩壁に挟まれた川で五、六人で石を投げたり、流れに逆らって足で水を切ったりして遊んでいた事を思い出しながら書いてみたが……。

〈釈文〉
児等は遊ぶ 藍碧の渓流に
真っ白の水沫をあげて
泳ぎ戯れながら