第五科 書

尾崎蒼石おざき そうせき

会員

率馬以驥

7.2×7

作家のことば

 率馬以驥(馬を率いるに驥を以てす)、この言葉は、「法言」に出てくる言葉で、ふつうの馬を従わせるのには駿馬で行う、の意味。人々を指導するのには立派な人で行うたとえ。
 制作するに当たり、参考とする字体を中国戦国時代の古鉥文字を用い、線の切れと全体の動きに留意して制作しました。

〈釈文〉
走馬看花