第五科 書

梶山夏舟かじやま かしゅう

会員

李沂詩

70×232

作家のことば

 麻布を用いて、三尺×八尺の横書にし、文字の大小、墨量、そして筆圧の強弱、行間の余白をとり、清澄感を出すように心がけ制作しました。

〈釈文〉
楊君善彈思皇操 自言崇禎末年作
强之再三始肯鼓 拂絃沈吟意不樂
引商振角時叩宮 八荒蕭槭廻悲風
天地愁惨白日凍 啾啾鬼哭空庭中