川﨑鈴彦
会員
象潟は雨
97×103
作家のことば
象潟や雨に西施がねぶの花
象潟は昔松島のように小島の点在する入江であり、鳥海山を望む景勝の地であった。芭蕉はおくのほそ道の中で「松島は笑うが如く、象潟はうらむがごとし。寂しさに悲しみをくわえて…」と言っている。現在は地震で地面が隆起して水田になっているが、田植え前に水が張られた時は昔の景色がしのばれるとか…。
第一科 日本画
象潟や雨に西施がねぶの花
象潟は昔松島のように小島の点在する入江であり、鳥海山を望む景勝の地であった。芭蕉はおくのほそ道の中で「松島は笑うが如く、象潟はうらむがごとし。寂しさに悲しみをくわえて…」と言っている。現在は地震で地面が隆起して水田になっているが、田植え前に水が張られた時は昔の景色がしのばれるとか…。