第一科 日本画

士農 力しの りき

会員

MADRID

182×227

作家のことば

 スペインの画家アントニオ・ロペスに憧れてマドリッドを訪ねた。いつもは通過地点だったが、巨大都市の中に入れば世界を制覇した帝国の底力を感じる。彼が描いたグランビア通りに時代を重ねて同じ視点でスケッチする。さらに街を見下ろすカフェに場所を移して描いた。メトロポリスビルの頂上には「勝利の女神」がそびえる。