岩田壮平
会員
草本花卉墨画
215×152
作家のことば
私にとっての水墨表現を考察するは、その極めてシンプルな素材を用いて草花を描くことに、その表現は土から種子へと伸びる茎というものをただひたすら真直に和紙に搔き傷を付け、そこへ墨を流し込む。刻み描かれたそのものは、草花の骨を表し、神経を表す。生命の芯というか。
第一科 日本画
私にとっての水墨表現を考察するは、その極めてシンプルな素材を用いて草花を描くことに、その表現は土から種子へと伸びる茎というものをただひたすら真直に和紙に搔き傷を付け、そこへ墨を流し込む。刻み描かれたそのものは、草花の骨を表し、神経を表す。生命の芯というか。