第一科 日本画

森 美樹もり みき

会員

随に

158×221

作家のことば

 心のままに茂りゆく夏草。良寛の見た野は、ススキが主だっただろうか。
 セイタカアワダチソウが渡来したのは明治末期。かつて原野に巨大な群生を作っていた帰化植物の勢いは、こころなしか衰えてきている。