第一科 日本画

平木孝志ひらき たかし

会員

朱鷺の舞

227×182

作家のことば

 朱鷺は学名「ニッポニア・ニッポン」と呼ばれ、日本書記には「桃花鳥」と記されており、日本では昔から身近な鳥であった。しかし野生絶滅の状態であったところ佐渡で保護育成され、能登で自然繁殖を目指している。作品は二羽の朱鷺が、羽根を広げ葛の葉陰から飛び立つ様子を、逆シルエットの色調と構成で表現してみました。