第一科 日本画

笠川武史かさがわ たけし

無鑑査

ガード下

194×194

作家のことば

 十一月・東京。目的地に向かうため駅を降りると、目にしたのは吸い込まれていくようなガード下。そこは都会の中で異質な世界でした。時折響く電車の音が、心地よいリズムを刻みます。その情景を白黒のコントラスト、そして直線を主とした線による抽象形から構成して描き込み、表現しました。