第一科 日本画

福岡正臣ふくおか まさおみ

無鑑査

刻わたる風

198×198

作家のことば

 大きな羽根を携えた白孔雀。身を正すように、整えるように羽根を広げついばむ。眼前に広がる白い羽根は大きな花や花火が広がるように見え、心動かされた。今日も羽根の間を微弱な風が軽やかに流れた。