第一科 日本画

村山春菜むらやま はるな

無鑑査

ダンプカーと黄金の残土

83×228

作家のことば

 写生のため、尼崎周辺をブラブラしていたら、ダンプカーを見つけた。その大きさに圧倒された。そして、青と赤のカラーがどこか懐かしい戦闘ロボットのような、主人公感溢れる佇まいだった。写生していると夕方になり、砂漠のように広がる残土が金色に光っていた。画題は、少年向けアニメ映画のタイトル風。