斎藤秀夫
理事・審査員
暑い夏の日の午後
F100
作家のことば
今年はコロナ禍とプーチンと猛暑の所為で、なかなか作品の制作に取り掛かれず、鬱々としていた時に、何故か『暑い夏の日の午後』という言葉が浮かんできた。
題名は完成した作品を見ながら考える事がほとんどなのだが、題を決めて描くとそれに縛られてしまって、非常に難しいものになってしまった。
難しい事は余り考えないで、自分の見て感じたものを素直に画面に描いていくのが私の表現方法だと痛感した。