第二科 洋画

小牧 幹こまき かん

会員

雨過天晴

F120

作家のことば

 この地球の混濁をお天道様はどうみておられるでしょう。アトリエのある田舎に籠もり、心を無にして庭の草を抜いたりしていると、自分と対峙する制作の本質のようなものが見えてきます。余計な説明など必要ないことに気づきます。天と地を繫ぐための空間には平和と安泰を祈って『観音経』を書き綴ってみました。