第二科 洋画

阪脇郁子さかわき いくこ

会員

半夏

F100

作家のことば

 京都の祇園の舞妓さんを描かせていただきました。舞妓さんは自分の髪の毛で髷を結いますが、芸妓さんになるとかつらになります。彼女は来年「衿替え」といって芸妓になられるので、舞妓さんとして最後の夏衣をまとっている姿が嬉しそうで、悲しそうで、とても感慨深そうでした。