第二科 洋画

山田郁子やまだ いくこ

会員

風の音を聞きながら「糸つなぎ」

F100

作家のことば

 芭蕉布は七〇㎝ほどの糸芭蕉の繊維を二三㎞までに一本一本糸つなぎをして、一反の布に織っていきます。鳥の声と風の音を聞きながら無心に一本一本糸つなぎをしている与論島の菊千代さんを描きました。