第二科 洋画

鍵主恭夫かぎぬし やすお

会員

残愁

F130

作家のことば

 横浜、横須賀の「ベイエリア」が好きで、半世紀近く取材している。特に歴史を感じる倉庫群や重厚なドックは魅力的であり、人間のエネルギーと生命力が感じられる。
 人影がなくなり、日増しに破壊される運命を静かにその時を待っているかのようで、心淋しくもあるこの頃。
 そんな想いを込め描き続けている。