第三科 彫刻

勝野眞言かつの まこと

会員

165×100×60

作家のことば

 人のかたちはそれぞれ特有なもので、誰一人として同じものではありません。対象の人物のかたちを彫刻の像に作っていくとき、こうでなくてはならないという必然を帯びたものとして在り、それは生きるための形としてあることに気づくのです。それがある動作をしたとき、無数の要素がある一つのものになって立ち現れたのがこのかたちです。