第三科 彫刻

上田久利うえた ひさとし

会員

風のおと ―止揚―

183×55×50

作家のことば

 人体が立つときの重心や体のねじれを考えて制作した。いつも、量感や動勢に苦心している。
 タイトルの「風のおと」は自然の事象に傾聴し共感する思いを形で表したいと思った。自分の中にある思いや願いを昇華していきたいとの思いで「止揚」とした。