第三科 彫刻

堀内秀雄ほりうち ひでお

会員

或るカノン―理(ことわり)の行方

180×60×47

作家のことば

 作品に託した想いを、「彫刻で何を作るか」を命題とし、ドレープや円環などを用いて人物の形で表現しました。世界のあちこちで理解しにくい道理の出来事が頻発している中で、自分自身は何を理に行動していくのか、自問の形を人物具象に置き換え彫刻作品としました。テラコッタの存在感と造形技法が現在の大きな課題です。