第三科 彫刻

野村光雄のむら みつお

会員

陽炎

180×65×40

作家のことば

 等身大の女性立像です。楠の木の一木造りで、木材の素材を生かした作品創りを考えています。木の温もりや柔らかさといった特性を大切にしたいと思っています。木彫であり、ノミ跡にも注意が必要です。ノミ跡の付き方により作品全体の景色が変わってきます。女性像なので曲線を生かせるようなノミ使いを意識しています。