岩谷誠久
特選
秋に想う
218×50×50
受賞理由
繊細な内面を柔らかで伸びやかな動きで表現し、細部までよく観察された細やかな表現が評価された秀作である。
作家のことば
現役で毎日忙しく仕事や家事に追われていた若い頃と比べ、定年退職後はゆとりのある落ち着いた生活を送っています。そして四季の移り変わりを体全体、五感で感じられるようになりました。
季節は秋。若い女性がしなやかに腕を伸ばして俯くポーズに作者自身の「人生の秋」を重ね合わせて表現してみました。