第四科 工芸美術

栗本雅子くりもと まさこ

会員

水平線の彼方

80×35×25

作家のことば

 夏の日、砂浜に立っています。風が優しく髪を揺すります。キラキラ光る水平線は空の青もとけこませて広く大きい。波のざわめきに遠い過ぎし時間を揺り動かされます。深く潮風を吸い、今日に祈り、明日へと思いをつなげます。
 沖縄の海にて。