第五科 書

新井光風あらい こうふう

会員

聞道

94×169

作家のことば

 新たな幻影を追いかけ、新たな書の世界の扉を開くことに努めた。
 常に書の根底に考えていることは、線の命と存在感。そして躍動感と書の命。
 素材の文字は二千数百年前の金文(青銅器の銘文)の文字。
 題材の「聞道」は『老子』に見える語。