有岡しゅん崖
会員※夋におおざと
彭士望詩
90×168
作家のことば
閑(のどか)な日和の中で詠んだ詩を選び、書作を試みた。運筆に緩急や強弱をつけ、潤渇を少々強調することで作品に立体感を持たせることも意図したところではあるが、はたして効果的であったかどうかは鑑賞者の方々に委ねるところです。多様な形線による書表現の難しさを改めて痛感させられながらの制作であった。
〈釈文〉湖水尚如昨 樓臺望已稀 可憐相識燕 猶向舊家飛