第五科 書

植松龍祥うえまつ りゅうしょう

会員

兪受子詩

232×70

作家のことば

 今回は重厚さと粘り強さを特に意識しました。三行書きでまとめることが多いですが、余白に余韻のある表現を求め制作しました。

〈釈文〉昨夜舟中行 月冷秋江口 濛濛蘆荻花 欲埽愁無帚
寒山君忽遇 共酌楓亭酒 一鴈落長空 帛書今在否
君言懷袖無 合在佳人手