第五科 書

新谷泰鵬にたに たいほう

会員

呂温詩

70×228

作家のことば

 最近よくこれまでの人生を振り返ることがあります。
 己の人生や心情の移ろいを書に表現出来ないかと思い、明るさと穏やかさを意識しながら、意の赴くまま素直に書くことを心掛け制作しましたが、力伴わず出来の良くない「我が人生の物語」になってしまいました。

〈釈文〉東池送客醉年華 聞衟風流勝習家
獨臥郡齋寥落處 隔簾微雨濕棃芲