第五科 書

尾西正成おにし まさなり

会員

蟠桃に比ぶ

200×84

作家のことば

 「堂々と書きたい」と常々心掛けていますが、雑念や迷いが溢れて思いが遂げられません。今回も当初の狙いから大きく逸れた思(おも)い邪(よこしま)有(あ)りまくり作に。文字の大きさ、白黒のバランスと割合等工夫が出来たかと後悔しています。その迷いがあるうちは遥かに理想に行き着かないなと猛省中ですが、逆にまだまだ伸びしろはあるなと自分を慰めています。

〈釈文〉比蟠桃