第五科 書

池田毓仁いけだ いくじん

準会員

屈大均詩

230×53

作家のことば

 金文の拓本から見えてくる味わいと、行草書の筆使いや伸びやかな線質を綯い交ぜにした新しい表現を試みているが、思うように表現できない。王鐸の長条幅の草書作品のような表現を考えているが、それには想定以上の字形や用筆の変化がいるのかもしれない。まだまだ思いは筆には届いていない。更なる精進が必要だ。