大橋洋之
準会員
石爲身
203×61
作家のことば
春秋時代の斉の名宰相、晏子の語「石爲身」を金文で表現した。この語は、心が堅固にして動かされないの意。詩文が持っている、繁画と疎画の組み合わせにより生じた空間の複雑な変化が、文字内外の白を際立たせている。一本一本の線の存在を確かめながら、書より発する生命力を追求した。
第五科 書
春秋時代の斉の名宰相、晏子の語「石爲身」を金文で表現した。この語は、心が堅固にして動かされないの意。詩文が持っている、繁画と疎画の組み合わせにより生じた空間の複雑な変化が、文字内外の白を際立たせている。一本一本の線の存在を確かめながら、書より発する生命力を追求した。