第五科 書

上林三玲かんばやし さんれい

準会員

玉響

24.5×17.5×12

作家のことば

 「書道展書いた人だけ読める文字。」という川柳をある新聞で読み、今回は大好きな牧水の歌を変体仮名を使わず書いてみたくなりました。作品構成上変体仮名の役割の重要性に気付きましたが、書き進めるうちに出来ないながらも楽しくなって参りました。「二可比」等数ヶ所に使っていますが、多くの人に読んで楽しんでいただけたらと思います。