第一科 日本画

谷野剛史たにの つよし

準会員

捧げる

210×170

作家のことば

 何気なく街を歩いていたら大きな花束を抱えた女性を見かけてその晴やかな表情が印象に残りました。同様に花束を抱えた方でも無表情だったり憂鬱に取れる様子に見える事もあったりします。心の振幅のようなものを描きたく思い制作しました。顔や体を描かないのは表情を伺い知れないものにしたかったからです。