第一科 日本画

田中達也たなか たつや

無鑑査

境界

175×227

作家のことば

 ここ数年は壁の痕跡を辿るテーマで制作を行なっているが、よく道を挟んで対面で写生をする。そこには白く塗装された手すりが設置されていて、こちらとあちらの境界線のように感じていた。その境界線の存在を画面の中に落とし込めないかと意識し、制作に向き合った。